2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「老いた親を愛せますか? それでも介護はやってくる」岸見一郎

老いた親を愛せますか? それでも介護はやってくる (幻冬舎単行本) 作者:岸見一郎 幻冬舎 Amazon 著者は、アドラー心理学の研究で有名な 哲学者 岸見一郎。 彼の実際の介護経験をとおして 年を取ること、生きることについて とつとつと語られる。 目の前の現…

「親を寝たきり・要介護にしないたった6つのこと」平松類

親を寝たきり・要介護にしないたった6つのこと (知的生きかた文庫) 作者:平松 類 三笠書房 Amazon さて、前回、前々回と、介護に関する本を読んで 介護に関することを少し知ることができた。 知らないことは不安につながるので 介護のことが少しわかって、…

「離れて暮らす親に介護が必要になったときに読む本」角川SSC

図解とイラストでよくわかる 離れて暮らす親に介護が必要になったときに読む本 (角川SSC) KADOKAWA Amazon 前回、介護の超入門本を読んでみた。 kareiko.hatenadiary.com 介護のことは、なんとなくわかったけれど いざ、具体的に動くとなれば、この本の知識…

「弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門」安藤なつ・太田差恵子

知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門 作者:安藤 なつ(メイプル超合金),太田 差惠子 KADOKAWA Amazon 先日のこと。 ひとり暮らしをしている母親が 足が痛くて動けないことがあった。 (今は、だいぶ回復して、ホッ、、) 母もも…

「飾らない。」坂井より子

飾らない。: 76歳、坂井より子の今をたのしむ生き方 作者:坂井 より子 家の光協会 Amazon 自分らしく、、 個性的、、 簡単に言う言葉だが じゃあ、それ、いったいどういうこと?と問われると 具体的に答えられる人は、案外いないのかもしれない。 この本のタ…

「ぼくらは、まだ少し期待している」木地雅映子

ぼくらは、まだ少し期待している 作者:木地雅映子 中央公論新社 Amazon 期待と希望は違う。 希望は、マクロ 期待は、ミクロ。 つらいことがあって 理不尽なことがあって 自分の力ではどうしようもない環境に置かれ 生きていくのに困難を抱えているとき 希望…

「老害の人」内館牧子

老害の人 作者:内館牧子 講談社 Amazon 「老害」という言葉を初めて聞いたとき いやな言葉が生まれたものだなあと思ったが 気づけば、そんなこともすっかり忘れ 今では、自分の辞書の中に、この「老害」という言葉が しっかり書き記されている。 自分のこと…

「黒いマナー」酒井順子

黒いマナー (文春文庫) 作者:酒井 順子 文藝春秋 Amazon 2023年、初読了は 酒井順子「黒いマナー」。 マナーとは何なのか。 改めて考えるきっかけとなる本になることまちがいなし。 マナーとは 人間が社会生活を営むうえで 他人に不快な思いをさせないための…