「親を寝たきり・要介護にしないたった6つのこと」平松類

 

さて、前回、前々回と、介護に関する本を読んで

介護に関することを少し知ることができた。

 

知らないことは不安につながるので

介護のことが少しわかって、盲目的な不安は解消されたけれど

それでも、やっぱり、思った。

 

介護サービスが充実してるとは言っても

親には、いつまでも、元気でいてほしいよなあ~。。

 

で、この本を手に取ったわけである。

 

平松類著

「親を寝たきり・要介護にしないたった6つのこと」

 

本書を開くと、目次の前に

「シーン別に・するといいことの流れ」

「親が70歳になったら、するといいことリスト」があり

リストごとに該当のページが書かれていて

親切な本の構成となっている。

 

著者の平松氏は眼科医。

眼科医の視点からのアドバイスは、結構目からうろこ。

眼科だけでなく、耳鼻科や整形外科、内科、認知症に関するアドバイスも多彩。

そして、どれも具体的かつ実践的なモノばかり。

 

さらには、高齢者の生活面の問題についても、細かく言及されていて

運転免許返納問題、スマホタブレットなどネットの問題や

ひとり暮らしの親の生活の確認の仕方

オレオレ詐欺の防ぎ方、親子の距離感、付き合い方まで

この1冊に網羅されていて、びっくりした。

 

これだけの情報量が、文庫本1冊に、コンパクトにまとめられている。

この本が手元にあれば、心強いこと、間違いなし。